工程担当者「構造を変えると、沸点も範囲から外れないか心配。
資料が届く前に、2-ペンタノールの沸点を見積もれる?」
やってみる どの分子の値を使いたいか、1 つ選ぶ 着目点:炭素数、OH の炭素の級、分岐
そのあと:問い 1 の答え → 実際のケモインフォでは → 自分の実験では
問い 1 ①「似ている」を、どう数にするか
問い 1 ①「似ている」を、どう数にするか
重み:違い 1 つを、距離いくつと数えるか(
問い 1 ①距離をどう計算するか
2-プロパノール
1-ペンタノール
解き方
① 1-ペンタノール
② 2-ブタノール
③ 2-メチル-1-プロパノール
最近傍は 2-ブタノール(距離 1)。予測 100 ℃
予測したい分子 2-プロパノール
参照分子 ① 1-ペンタノール
参照分子 ① 1-ペンタノール
参照分子 ② 2-ブタノール
参照分子 ③ 2-メチル-1-プロパノール
最近傍は 2-ブタノール → 沸点を使う
問い 1 ①距離をどう計算するか
2-ペンタノール
手順 11-ペンタノールまでの
手順 2最近傍を予想してから、アプリで残り 2 つを確かめる
手順 3最近傍の値から、予測値を読む
問炭素数だけの予測(138 ℃)から変わったのは、何の違いを重く見たからか
最近傍を 1 つ押して予想 →「距離を計算」
手順 1 1-ペンタノールまでの距離
① 違い
② 足す
手順 2・3 最近傍と予測
考え方距離:1-ペンタノール 2、
2-ブタノール 1、
2-メチル-1-プロパノール 4
最近傍は 2-ブタノール。予測 100 ℃
2-ペンタノールと 1-ペンタノール
違いを、式の記号に入れる
絶対値を外し、重みを掛けて足す
問 炭素数だけの予測(138 ℃)から変わった理由
考え方炭素数だけでは 1-ペンタノールが距離 0。
OH の炭素の級(
要点:「似ている」の決め方を変えると、最近傍も予測も変わる(138 → 100 ℃)
問い 1 ②同じ距離になったら、どうするか
問い 1 ②同じ距離になったら、どうするか
1-ブタノール
解き方
① 距離(1) 1 (2)
② 最近傍(1) 1-ペンタノールと
(3) 2-メチル-1-プロパノール
③ 平均
予測 123 ℃(同じ距離の 2 つを平均)
要点:同じ距離の最近傍は、すべての値を平均する
参照分子の組
予測したい分子 (4, 0, 0) からの距離
距離 1 が 2 つ(同じ距離の最近傍)
同じ距離の最近傍は、沸点を平均する
予測 123 ℃
問い 1 ②重みを変えると、予測はどう変わるか
2-ペンタノール
手順 13 つの参照分子までの距離を手で求める
手順 2最小が 2 つあれば、平均して予測値を出す
手順 3次のスライドのアプリで確かめる
問 1重み 2 の予測(100 ℃)と比べて、予測は
問 23 つの予測のどれが正しいかを、今の情報で
手で解いたら、最近傍を 1 つ押して「距離を計算」。同じ距離のときの予測値を確かめる
手順 1・2
① 距離1-ペンタノール 1、2-ブタノール 1、2-メチル-1-プロパノール 3
② 平均同じ距離の 2 つ:
予測 119 ℃
問 1 重み 2 の予測と比べて
考え方100 ℃ → 119 ℃。重みを変えただけで、最近傍と予測が変わる
変わる
問 2 3 つの予測のどれが正しいか、今の情報で決められるか
考え方2-ペンタノールの資料値をまだ見ていない。3 つとも、決め方から出た予測
決められない
要点:同じ距離なら平均する。予測の違いは、決め方の違いから出ている
問 1 U・V までの距離と予測
考え方U:
最近傍は U。予測 90 ℃(架空の値)
問 2 「最近傍が選べたので、この予測値は正しい」と言えるか
考え方距離は構造の近さの決め方で、沸点の一致は保証しない
よくある誤り「計算ミスかもしれない」だけでは理由にならない(計算が正しくても言えない)
言えない
問い 1 ②重みを少し変えると、どうなるか
手順 1
手順 2
問重みを少しずつ変えると、予測は
問 重みを少しずつ変えると
考え方
急に変わる(0.9 で 138 ℃、1.1 で 100 ℃。119 ℃ は重み 1 のときだけ)
問い 1 ②どの予測を採用するか
手順 1表の空いている 2 列を埋める
手順 2答え:〔どの予測〕を採用する。〔何の違い〕を見た。未確認は〔何か〕
範囲は 115〜140 ℃。正しさではなく、何の違いを見るかで選ぶ。「決めない」でもよい
表 何の違いを見たかと、範囲に入るか
決め方で、範囲に入るかまで変わる
答え いまの時点で、どの予測を採用するか
成立する例138 ℃:炭素数の違いが沸点に最も影響すると見た
成立する例100 ℃:級の違いを、炭素 1 個の違いより重く見た
成立する例119 ℃:炭素数の違いと級の違いを、同じ重みで見た
成立する例決めない:3 つとも決め方から出た予測。資料値で確かめてから選ぶ
成立しない例「真ん中の予測だから正しい」「この重みが最良の重み」:
確かめていないことを結論にしている
理由と、未確認のこと(2-ペンタノールの資料値)が書けていれば成立する
要点:予測は決め方しだいで変わる。どれがよいかは、確かめるまで言わない
問い 1:「似ている」をどう定義すると、予測がどう変わるか
今日できるようになったこと(到達目標 ③)
まだ分からないこと
第 4 話 式にまとめ、予測を封印する
工程担当者「使う分子しだいで答えが変わるのは困る。式で言える?」
四角:二級・分岐 3 分子(2-プロパノールは 83 ℃)
次回の問い:構造と沸点の傾向を、
簡単な式にまとめられるか
今日の復習 小テスト第 3 回(manaba) 教科書で読む 第 3 章(§3.2 の発展は読むだけ) 予習 §4.1〜4.2