工程担当者「水溶性の資料も届いたよ。で、どれを使えばいい? 次に何を測る?」
報告するもの:既知の候補 1 つ、追加で調べる候補 1 つ、次に確かめる分子と物性
やってみる:第 1 回の応用演習の答えを出し、いま推すものを 1 語で書き足す
そのあと:問い 1 の答え → 実際のケモインフォでは → 自分の分野で考える
問い 1 ①どの分子が要求を満たすか
問い 1 ①沸点と水溶性は、どう関係するか
灰色の矢印は向きを示す模式。データに当てはめた直線ではない
考えてみる(1.5 分):1-ペンタノール → 3-ペンタノールで OH が内側に移ると、沸点が下がる。その理由を、分子間力で 1 つ
問い 1 ①境界からどれだけ離れているか
問い 1 ①境界からどれだけ離れているか
3-メチル-1-ブタノール(沸点 132 ℃、
解き方
① 沸点下限から
上限まで
②
③ 判定満たさない要求が 1 つでもあれば、
目標の領域の外
沸点は満たすが、
→ 既知の候補にはならない
問い 1 ①2 つのどちらを選ぶか
基準:沸点 下限 115 ℃・上限 140 ℃、
手順 12-ペンタノール(119 ℃、4.46)の余裕を 3 つ、手で求める
手順 23-ペンタノール(116 ℃、5.15)も求め、アプリで確かめる
手順 3どちらを選ぶか。どの余裕を重く見たか、理由を 1 行で
問「余裕を足して点数にすれば、よい方が決まる」と言えるか
2-ペンタノール (4.46, 119)、3-ペンタノール (5.15, 116)。下限 115 ℃・上限 140 ℃・
終わったら:前の枚の手順 3 と問へ
手順 1・2 2 つの候補の余裕
① 2-ペンタノール沸点 下限から 4 ℃・上限まで 21 ℃、
② 3-ペンタノール沸点 下限から 1 ℃・上限まで 24 ℃、
2 つとも満たす。2-は沸点の下限に、3-ペンタノールは
手順 3 どちらを既知の候補に選ぶか
どちらも選べる:沸点の下限が心配なら 2-、
問 余裕を足し合わせて点数にすれば、決まるか
考え方℃ の差と
点数にするなら、尺度と重みを目的から決める
言えない。そのまま足した点数では決まらない。重みは目的で決める
要点:資料値で要求を判定し、余裕は物性ごとに見る。選んだ理由を書いておく
問い 1 ②資料値のない分子から、どう探すか
問い 1 ②(6, 1, 1) はどんな分子か
問い 1 ②どの分子を調べるか
問い 1 ③何が分かっていないか
問い 1 ③何を確かめるか
3-ペンタノール(沸点 116 ℃、
解き方
① 選ぶ判断が変わりそうなのは、下限まで 1 ℃ の沸点(
② 測るもの要求値と同じ常圧で繰り返して測り、
値の幅も書く
③ 結果ごとの行動115 ℃ 以上 → 候補に残す
115 ℃ 未満 → 2-ペンタノールを優先
目的・測るもの・結果ごとの行動を、測る前に書く
問い 1 ③何を確かめるか
4-メチル-2-ペンタノール:沸点 予測 131 ℃(余裕 9 ℃ 以上、未確認)、
手順 11 つだけ確かめる。残すか外すかの判断が変わる方を選び、目的を 1 行で
手順 2結果が要求を満たす場合と、満たさない場合の行動を、先に書く
手順 3アプリで結果を見る
問「1 つ確かめたので、この候補は確かめたことになる」と言えるか
終わったら:前の枚の問へ
手順 1 確かめる物性と目的(成立する例)
沸点を選ぶ未確認の予測が外れていれば外す。二級+分岐の補正を点検する
どちらも成立する。目的を書く
手順 2 結果ごとの行動(成立する例)
沸点なら115〜140 ℃ → 満たす(
言葉優先度を下げる=今の目標では候補にしないが、記録は残す
問 結果を見て、確かめたことになると言えるか
沸点を選んだ資料値 132 ℃(予測との差 1 ℃)。
1 分子で合っても、二級+分岐の補正が一般に正しいとは言えない(第 5 回)
どちらの場合も言えない。採用は確定しない
要点:1 つ確かめたら、何が分かり、何が残ったかを書く
問い 1報告をどう書くか
工程担当者「報告は 1 枚で。結果が違ったときの方針も書いておいて」
最終提案の例(成立する例の 1 つ)
① 既知の候補2-ペンタノール(沸点 119 ℃、
② 追加の候補4-メチル-2-ペンタノール (6, 1, 1)、二級+分岐
予測 131 ℃(
最終提案の例(続き)
③ 次に調べるその
④ 結果ごと4.0 以上 → 候補に残す / 4.0 未満 → 優先度を下げ、既知の候補で進める
問い 1何が変わったか
手順 1第 1 回の応用演習の自分の答えを出す
手順 2何を根拠に判断を変えたか(変えなかったか)を 1 行で。根拠の語(資料値、予測、未確認)を使う
第 1 回の自分の答えと比べて
第 1 回4 分子のデータだけ。構造を変えた候補分子は仮説で、確かめられなかった
今日資料値・予測・未確認を分けて書ける。次に確かめる 1 つと、その理由を言える
例第 1 回:OH を内側に移せば溶けそう(仮説)→ 今日:2-ペンタノールの資料値 4.46 で確かめた(この 5 分子で)
根拠:条件をそろえた資料値、確かめた予測と、その範囲
問い 1:複数の要求と未確認事項を踏まえ、次に何を確かめるか
今日できるようになったこと
まだ分からないこと
返信メモ 工程担当者より「報告ありがとう。資料値のある候補で進めつつ、追加の候補は次の測定の結果で決めよう」
今日の復習 小テスト第 6 回(manaba)・基本演習を解き直す 教科書で読む 第 6 章 試験の準備 付録 C の総合問題(試験と同じ 5 つの型。記述で解く練習)、各回の小テスト