厳密には反発
各電子が、核と他の電子の平均場の中を独立に動くとみなす。
パウリの排他原理 一つの原子の中で、4 つの量子数
| 殻 | 軌道の数 |
定員 |
|
|---|---|---|---|
| K | 1 | 1(1s) | 2 |
| L | 2 | 4(2s、2p × 3) | 8 |
| M | 3 | 9(3s、3p × 3、3d × 5) | 18 |
1 軌道近似は、電子どうしの反発を平均場に置き換える近似(無視でも厳密でもない)→ 無視しない。相手の電子の広がりがつくる平均場に置き換える。避け合う効果(電子相関)は取りこぼす
2 殻の定員
3 ① 規則 パウリの原理:4 つの量子数
3 ② 当てはめる 3 個目は
要点:軌道近似は平均場による近似。一つの軌道
水素(左)は同じ
設定
① 中性原子を書く 構成原理:
② 2 個抜く 電子は
③
② 入るときも抜けるときも 4s が先:
(a) 予想
| (a) | |
| (b) | |
| (c) |
1 フントの規則:縮重した軌道には、スピンをそろえて 1 個ずつ入れてから対にする → (b)。(a) は空の軌道があるのに対を作っている。(c) はスピンがそろっていない
2 ① 中性原子 V は
2 ② 2 個抜く
3 軌道の順序は電子の数で動く →
要点:構成原理・パウリの原理・フントの規則で埋める。遷移金属のイオンは
内殻の電子の雲(淡青)が核電荷
| 対象の電子から見た、他の電子の位置 | 1 個あたりの寄与 |
|---|---|
| 外側の殻 | |
| 同じ殻(自分は数えない) | |
| 一つ内側の殻( |
|
| 二つ以上内側の殻 |
設定 炭素(
① 殻を決める s・p は
② 殻ごとに数える 自分を除いて、同じ殻・一つ内側(
③ 重みをかけて足す
④
② 自分は数えない:同じ殻は 3 個(4 個ではない) ② 2s と 2p は同じ殻(
| 何が変わるか | 原子半径 | イオン化エネルギー | |
|---|---|---|---|
| 右へ(同じ周期) | 縮む | 増える | |
| 下へ(同じ族) | 価電子の |
伸びる | 減る |
第 3 章の
上:原子半径(青)と第一イオン化エネルギー(橙)。下:スレーター則の
1
2 自分を除く:同じ殻の他の電子は
3 ① Li の
3 ② 半径
3 ③ 問い 1 へ
要点:
| 節 | 内容 |
|---|---|
| §4.2 | フントの規則の理由(スピンをそろえると避け合う)の詳しい説明 |
| §4.4 | ナトリウムの半径とイオン化エネルギーの数値の見積もり、第二イオン化エネルギーの飛び、電子親和力、マリケンの電気陰性度 |
| §4.4.1 | 実応用:半導体のバンドギャップ、仕事関数、触媒 |
核心 原子どうしが結合すると、なぜエネルギーが下がるのか
今日の復習 演習 A〜C を解き直す。スレーター則で
次回の予習 化学結合について高校で学んだこと(静電引力など)を整理する。教科書 §5.1 に目を通す