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学内報「Chiba Tech News」2026 年 7 月号に、日本コンピュータ化学会 学会賞の受賞記事が掲載されました

学内報「Chiba Tech News」2026 年 7 月号に、日本コンピュータ化学会 学会賞の受賞記事が掲載されました

千葉工業大学の学内報「Chiba Tech News」2026 年 7 月号(No.708)に、山本が日本コンピュータ化学会の令和 7(2025)年度 学会賞を受賞したことを紹介する記事が掲載されました。タイトルは「見えない分子を、手のひらの学びへ」です。

Chiba Tech News 2026 年 7 月号(PDF・8 ページ)

受賞について

日本コンピュータ化学会 令和 7(2025)年度 学会賞
受賞者
山本 典史(千葉工業大学 工学部 応用化学科 教授)
授賞業績
紙製分子模型「PuzMol」の開発と化学教育への活用
公表日
2026 年 6 月 5 日

記事の内容

記事は、研究と普及活動の二つの柱を取り上げています。

ひとつは、実験室ではなくコンピュータの中で分子のふるまいを読み解く計算化学の研究です。薬をつくるときは、標的となるタンパク質に合う分子を膨大な候補の中から探す必要があります。その「鍵と鍵穴」の組み合わせを計算で予測する手法を使って、薬剤耐性インフルエンザの仕組みや、アルツハイマー病に関わるタンパク質の凝集など、生命現象の理解に取り組んできました。

もうひとつが、紙製の分子模型「PuzMol(パズモル)」です。高校生向けのワークショップを 10 年ほど続けるなかで、市販の分子模型は高価で参加者全員が自由に使い持ち帰ることが難しい、という課題がありました。コロナ禍に子どもとペーパークラフトを作っていたことが転機になり、紙を折り曲げて分子模型を作るという発想が生まれます。パーツを差し込んで開くと原子と原子が結ばれ、水分子から C60 フラーレンまで組み立てられます。

PuzMol は大阪市立科学館やサイエンスアゴラ、2025 年の大阪・関西万博などで活用され、学校現場にも可能な限り無償で届けてきました。その背景にあるのは「化学を嫌いにならないでいてほしい」という思いです。小学校では理科が好きでも、中学校で原子や分子、化学式に出会った瞬間に学びが遠くなる子どもは少なくありません。手を動かし、おしゃべりしながら学ぶことで、見えないつぶつぶが少しずつ見えてくる。そんな入口としての道具である、と記事は結んでいます。

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