企業・研究機関の方へ
計算化学を、社内で使いこなせるように。研修や講座、始めるための準備、共同研究を通して、計算化学を御社の道具にするお手伝いをします。
ご相談いただけること
計算を外に任せると、結果のデータは手元に残っても、計算できる人は社内に残りません。 山本研究室では、計算化学を学び、社内で続けられるようになるところまでを一緒に進めます。
01 / TRAINING
研修・講座
社内の研修や勉強会の講師をお引き受けします。はじめての方向けの入門から、業務に合わせたテーマ別の講座まで、人数と目的に合わせて組み立てます。
- 入門:計算の実行、出力の読み方、条件の比べ方
- テーマ別:スペクトル、反応経路、物性の見積もりなど
- オンライン教材と組み合わせた予習・復習
02 / GETTING STARTED
内製化の準備
社内で計算化学を始めるときの「最初の一歩」をご一緒に考えます。何から始め、どう続けるかを、現場の状況に合わせて助言します。
- 計算環境とソフトの選び方(無料のソフトから始める方法も)
- 計算条件の選び方と、条件と結果の記録の仕方
- つまずいたときに確かめる順番を、社内の決まりにする
03 / JOINT RESEARCH
共同研究を通して
社員の方と一緒に手を動かす共同研究です。結果のデータだけでなく、計算の進め方と判断の経験が、社内に残るように進めます。
- 同じ計算を、社員の方と一緒に組み立てて回す
- 御社の系に合わせた「社内用の計算レシピ」を残す
- 結果をどこまで信じてよいかの判断を、一緒に確かめる
このほか、計算で扱えるかどうかの判断や、計算がうまくいかないときの個別の技術相談もお受けしています。
ONLINE TEXTBOOK / CompChem.jp
オンライン教材で、計算化学を学ぶ
研修では、山本が制作しているオンライン教材 CompChem.jp を使います。 入門コース(約5時間)は、手元で計算を実行しても、読むだけでも修了できます。 目的別の計算レシピやつまずき診断は、研修のあとも社内で引ける手引きとして使えます。 どなたでも無料で読めますので、ご相談の前の下調べにもどうぞ。
入門コースで学ぶ ↗研修で扱えるテーマ
量子化学計算を中心に、業務で求められる量に合わせて組み合わせます。研究室で扱っている分子動力学シミュレーションや機械学習についても、内容に応じてご相談ください。
- 入門
- 計算の実行、出力の読み方、構造最適化と振動解析、基底関数の比較
- 手法・条件の選び方
- 汎関数と基底関数の選び方、実験値との比べ方
- スペクトル
- IR・Raman、UV-vis(TDDFT)、分子軌道
- 反応経路
- 遷移状態の探索、IRC(固有反応座標)
- 熱力学・物性
- 自由エネルギー、pKa、酸化還元
- 溶媒と分子間相互作用
- 溶媒効果(PCM)、相互作用エネルギーと BSSE
こんなご相談から
- 社内に、計算化学を担当できる人を育てたい
- 計算ソフトを導入したが、使いこなせていない
- 実験の担当者にも、計算結果を読めるようになってほしい
- 計算化学を始めたいが、何から手をつければよいか分からない
- 計算結果が実験と合わず、どこを疑えばよいか分からない
- そもそも計算化学で何がどこまで分かるのか、まず話を聞きたい
課題や体制が固まっていない段階のご相談でも構いません。
進め方
01
ご相談
メールで、目的と社内の状況をお知らせください。研修・助言・共同研究のどの形が合いそうかを、まず一緒に整理します。秘密保持が必要な場合は、その前提でご相談ください。
02
打ち合わせ
オンラインまたは対面で、もう少し詳しくうかがいます。対象となる方の人数や経験、扱いたい分子や現象をうかがい、内容と期間の見通しをお伝えします。
03
開始
研修・助言・共同研究など、内容に合った形式で始めます。契約や費用の手続きは、大学の担当窓口を通して進めます。
講師と研究分野
担当は山本 典史(教授)です。大学で量子化学や分子設計の授業を受け持ち、企業向けのセミナーでも講師を務めています。 研究室では、量子化学計算・分子動力学シミュレーション・機械学習を組み合わせ、3つのチームが生体分子・機能性材料・光機能材料に取り組んでいます。
🧬
生物物理チーム
生体分子の動きを計算で追う
タンパク質 / 薬剤耐性 / SOD1 / 分子動力学
⚙️
化学工学チーム
機能性材料を分子から設計する
多孔質材料 / 二酸化炭素分離 / 加硫 / 機械学習
💡
光化学チーム
光と分子の相互作用を探る
生物発光 / 励起状態 / 凝集誘起発光 / 量子化学
計算環境
研究室の計算機に加えて、共同利用のスーパーコンピュータを使って計算しています。共同研究では、大規模な分子動力学シミュレーションや、精度の高い量子化学計算にも対応できます。
これまでの共同研究先
北海道大学 人獣共通感染症国際共同研究所
五十嵐 学 先生
北里大学 理学部 化学科
上田 将史 先生
千葉大学 理学部 化学科
加納 博文 先生
和歌山県立医科大学 薬学部
中津 亨 先生
東北大学 薬学部
中林 孝和 先生
群馬大学 理工学部
桶山 みやび 先生
日本医科大学 医学部 物理学教室
藤崎 弘士 先生
名城大学 理工学部 化学教室
本田 真己 先生
日本女子大学 理学部 数物情報科学科
村岡 梓 先生
横浜ゴム株式会社
Farook College (India)
Dr. P. K. Sajith
まずはご連絡ください
ご連絡は問い合わせフォームからお願いします。相談内容の秘密は守りますので、検討の初期段階でもお気軽にどうぞ。研修の人数や時期が決まっていなくても構いません。英語でのお問い合わせにも対応しています。
問い合わせフォーム ↗